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年金用語集 出典:日本年金機構HP、企業年金連合会HP

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■予定利率(よていりりつ)

企業年金制度における基礎率の一つで、積立金の将来における運用利回りのこと。厚生年金基金および確定給付企業年金においては、下限予定利率以上で決定する。

予定利率の決定にあたっては、積立金の長期的期待収益率やリスクに留意し、年金数理人や証券アナリストなどの専門家の助言を得るなど、できる限り多くの情報を参考にする。また、予定利率は基礎率の中でもっとも財政計画に影響を与える基礎率であることから、保守的な財政運営に配慮するなど、その設定には十分留意する必要がある。

■401(K)プラン(401けーぷらん)

米国の確定拠出年金制度のうち、内国歳入法401条(K)項を根拠とする税制適格年金制度。401(K)の特徴には次のようなものがある

従業員の給与からの拠出金が主となるが、企業もそれに上乗せ拠出を行うことができる。各従業員の加入は任意で従業員が自ら運用指図を行い、その結果については自分自身が責任を負う。従業員の拠出は課税所得から控除、企業の上乗せ拠出は損金算入、資産運用の収益については給付金受取りまで課税繰り延べなど、税制面で優遇措置がある。

各従業員の持分が明確であり、転職時には転職先の401(K)プラン等に移換することができる(ポータビリティ)。転職先に401(K)プランが導入されていない場合はIRA(個人退職用積立勘定)に移換することができる。

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